ワキガの臭いに悩んでいた思春期時代

中学の頃、同級生に指摘されてから、自分のワキガの臭いについて悩むようになりました。それまでは、自分がワキガであるとは気づきもしませんでした。

おそらくワキガ体質の人は、自分でワキガだと気づく人は少ないのではないかと思います。なぜなら、まず自分の臭いは常に嗅いでいる状態になるため、鼻が麻痺してしまい、気づきにくからです。

また、ワキガは遺伝することが多いため、家族の中にワキガ体質の人がいるのが普通で、小さい頃から臭いに慣れてしまうからです。そのため、他人に指摘されて初めて、自分がワキガだと気づく人が多いと思います。

ただ、自分がワキガだと気づいてからは、ワキの臭いがとても気になるようになりました。少しでも他人に臭いを気づかれたくないといった気持ちから、徐々に内気になり、人と話せなくなったりもしました。

電車や映画館といった人が多く集まる場所にも行けなくなりました。
人との距離が近くなるような場面は、極力避けたいといった気持ちからです。

また、常にずっとワキガの臭いのことばかりを考えるようになってしまったため、勉強も手につかなくなってしまったのです。

高校生になってもワキガに悩む私の様子を見ていた母が、ワキガ手術を勧めてくれました。これまで、制汗剤、ワキガクリーム、汗ワキパットといった様々な対策をしてもあまり効果を得られなかったこともあり、思い切ってワキガ手術することを決めました。

ワキガ手術には機械を使った吸引法など、体の負担が軽く済む手術法もありますが、アポクリン腺を取り残してしまうこともあるのだそうです。

私としては、折角手術するのであれば、しっかりとアポクリン腺を除去したいと思っていたので、多少体に負担あるとはいえ直視下切除法を行ってもらうことにしました。

この手術法は、直接医師が目で確認しながらアポクリン腺を除去するため、取り残しがほぼないとのことです。手術は、日帰りでしたが、やはり皮膚を切除することもあって、体への負担は多少ありました。

ただ、そういった体や費用面での負担はあったものの、ワキガの臭いの悩みの心の負担はほとんどなくなりました。

今では、すっかり悩みも解消し毎日を楽しく過ごせるようになりました。
ワキガ手術を勧めてくれた母に感謝しています。